ハーブで体のメンテナンス
ハーブには、「毒出し効果」があるといわれ、しかも体に緩やかに作用するので、少しずつ無理なく、体質改善の手助けになります。
ハーブのもたらす効果・効能は、種類によってそれぞれですが、ハーブティーとして利用されるものに共通しているのが、「抗酸化作用」です。
抗酸化作用とは、生活習慣病や老化を招く活性酸素をおさえることをいいます。
つまり、アンチエイジングの役割も果たすということでしょうか。
特に、女性にとっては、嬉しい効果ですよね。
ハーブティーの多くは、食物繊維も含んでいるので、飲み続けることにより、体のリズムを整えていってくれます。
一日に数杯、同じ種類のハーブティーを飲むより、体の調子や時間帯に合わせて、違うものを飲むのが良いでしょう。
例えば、シャキッと目覚めたい朝はレモングラスやペパーミント、午後のティータイムには、鮮やかな赤色が楽しめるハイビスカス、夜は体を温め、安眠を誘うカモミールやラベンダーという感じでしょうか。
日常的に飲むハーブティーの他に、胃腸の調子が良くない時にはフェンネルやシナモン、風邪気味の時にはヒソップやレモンバームなど、その時々で、上手に取り入れていきましょう。
体に良いとされるハーブティーですが、摂ると大変危険なものもあります。
高血圧の場合はセージ、ローズマリーなど、腎臓病の場合はジュニパーベリー、ペニーロイヤルなどが挙げられます。
妊娠中の人は、特に注意が必要です。
セージ、タイム、ローズマリー、フェンネルなどは、避けたいハーブです。
それぞれのハーブの特性を充分に把握して、うまく(上手く・美味く)利用していきましょう。