症状別ハーブティーの飲み方

更年期障害でお悩みの時に

ほてり、動悸、冷え、憂うつ感、イライラなど、不定愁訴とよばれる更年期障害の症状は、人によってさまざまですよね。
こういった、体や心の不調は、ホルモンのバランスが崩れ、自律神経が乱れることから起こると、いわれています。

ハーブは、ホルモン系や神経系にも作用するうえに、精神的症状にも効果があるので、更年期障害に悩み、苦しむ女性には、症状緩和のために、ぜひとも、ハーブティーをお勧めしたいですね。

更年期障害による身体的な症状に効果を発揮する代表的なハーブティーの一つが、セージです。
セージには、自律神経を整え、血行を促進する働きがあり、ほてり、のぼせ、異常発汗、動悸などの症状に効き目をあらわします。

セージだけでは、少し苦味を感じるという場合は、相互作用も考えながら、ブレンドハーブティーにすると良いでしょう。
例えば、ほてりには、セージペパーミント
動悸には、心を落ち着かせるパッションフラワーをプラスして。

更年期障害を引き起こす原因となる、ホルモンバランスの乱れを正常に近付けていくチェストツリーカモミールも、毎日飲み続けることにより、改善が期待できるでしょう。
カモミールは、精神を安定させるハーブティーとしてもよく知られていますね。
この時期、イライラしたり、悲観的になったりと、ふさぎ込みがちな気分を穏やかにしたいときに、カモミールの甘酸っぱい香りとともに、癒されてはいかがでしょう。

長く暗いトンネルから抜け出せない・・・。
何となく憂うつ・・・。
そんな気持ちになっているときには、セントジョーンズワートが有効です。
セントジョーンズワートは、うつや不安感の原因となる脳内物質を安定させる働きがあり、それらの不快な気分を緩和してくれます。

病は気から」といわれますが。気分が少し晴れやかになれば、体の不調にも、新たに前向きに対処できるようになるかも知れませんよね。