症状別ハーブティーの飲み方

ぐっすり眠りたい時に

悩み事があったり、ストレスを抱えていたりして、布団に入ってもなかなか寝付けないこと、ありませんか?
明日の元気のために、質の良い睡眠をたっぷり摂りたいものですね。

お休み前のハーブティーと聞いて、まずはカモミールラベンダーを思い浮かべる人も多いでしょう。
これらのハーブには、強い鎮静作用がありますから、気持ちが穏やかになり、リラックスして、心地よい眠りにつくことができます。

心配事があったり、不安感にさいなまれるなど、神経性の不眠症には、パッションフラワーが有効です。
バレリアンも、神経を鎮める作用がありますから、不安や緊張を和らげてくれます。

神経が高ぶって眠れないときには、気持ちを落ち着かせるリンデンスカルキャップがお勧めです。
セントジョーンズワートは、睡眠ホルモンのメラトニンを増やすといわれているので、上質な眠りをくれることでしょう。
マジョラムレモンバーベナオレンジピールホップも不眠症に効果的です。

食事の時間が遅くなったり、食べ過ぎたりで、お腹がもたれて寝られないときには、消化を助けて胃をすっきりさせるペパーミントがいいですよ。

安眠のためには、体を温めることも大事なので、ハーブティーは必ずホットで飲みましょう。
また、同様に眠りを誘うといわれる、牛乳と合わせたり、気持ちを落ち着かせるといわれるハチミツを入れたりして、目先を変えるのも楽しいですね。